目次：
- Windows Vista Home Premium
- ベリドットグリーン
- Atom Z540(1.86GHz)
- SSD 128GB
- ワイヤレスWAN&GPS
- Bluetooth
- ノイズキャンセリングヘッドフォン
- Webカメラ(MOTION EYE)
- 英語キーボード
- 標準バッテリー
- ディスプレイ/LANアダプター
- ウォールマウントプラグアダプタ
- ワイド保証
- 純正ACアダプタ(自宅放置用)
- 純正大容量バッテリー(L)
- 純正ディスプレイ/LANアダプター(自宅放置用)
- 純正キャリングポーチ(グリーン)
- USB接続DVD/CDドライブ バッファロー DVSM-P58U2/B(バスパワーで動きます)
- Bluetoothマウス サンワサプライ MA-BTLS6BK
使わない時間が一定時間経つと電源を落してしまうせいなのか， OS起動時に動かしておかないと，Vistaとかで使えない(謎) - 液晶保護シート ミヤビックス OverLay Brilliant for VAIO Type P
- 本体保護シート スキニーマテリアル シリコンカバー for VAIO Type P(イエロー)
これで，オリジナルカラーのイエローモデルになりました(笑) - メモリカード SanDisk ExtremeIII MemoryStick Pro-HG Duo 8GB 30MB/sec SDMSHX3-008G-J31
- 非接触ICカード リーダー／ライター SONY PaSoRi RC-S330
WWANモデルについてるGPSについては，まだ，あまり記事が見当たらないので 書き出してみます
- まずは使ってみよう
無線LANかGPSが受信できる環境で使いましょう． GPSが受信できなくても，無線LANの電波が入れば使えます． あくまで，無線LANの電波が入ればよく，無線LANに接続していなくても 構いません． (インターネット接続がそもそも必要(Webサイトとか)の場合を除く)
- Internet ExplorerのVAIO Location Searchツールバー
現在地の住所が表示されます(インターネット接続は不要です)．
(住所の一部を白塗りしてあります)VAIO Location Searchツールバーの右横の「ペタマップ」のボタンを 押せば， PetaMapのサイトに緯度経度で飛べます(インターネット接続が必要です)．
(緯度経度の一部を白塗りしてあります) - PlaceEngine対応Webサイトで使う(インターネット接続が必要です)
- Koozyt, Inc.のページ
画面中の
をクリックすれば，現在地の地図が見れます．
その上で，画面下部の各サイトの名前をクリックすると，
現在地の情報を各サイトを参照することができます．
- Petamap
画面左上の「探す」をクリックした次の画面で， 画面右下に，
のアイコンがあります．これをクリックすれば，現在地を設定した状態のPetaMapにアクセスできます．いろいろなスポットが表示されるでしょう．
- Koozyt, Inc.のページ
- プロアトラスSV4で使う(インターネット接続は不要)
設定：
ツール→設定→GPSを選択．
上のように設定して，「OK」を選択．
利用：
ツール→GPSナビゲーションを選択．
緯度経度が表示される画面がにゅるって出てきて，現在地が 表示されるはずです．
このマーク
の場所が現在地です．
- x-radar
結構楽しいです．
ただし，ポイントが出てくるまでちょっと時間がかかるので， しばし待たれたし．
「ガイドブック」という機能でローカルのPOIのDBで表示できる らしいのですが，PetaMapに１個づつPOIを登録して エクスポートして．．．とか，既にPetaMapにアップされている POIをいちいちクリックして．．．とかしてから， エクスポートしたものがガイドブックになるらしいです． 試していないのですが，ちょっとめんどくさそう．．．
- GPSを有効にする．
無線LANだけでもそこそこ使えますが，GPSの電波が受信できそうな 場所ならば，GPSを有効にしてみましょう．
VAIO本体のWIRELESSのスイッチがONになっている状態で， VAIO Smart Networkの画面でGPSを有効にできます． GPSが受信できるような場所であれば，無線LANよりも，正確な 位置が見れるでしょう．
- Internet ExplorerのVAIO Location Searchツールバー
- しくみ
Koozyt, Inc.のプレスリリースやType Pを使ってみて，だいたい，以下のような構成になっていることがわかりました．
GPSデータのポート番号は環境に依存するようです．(上図では，COM xと記載) 私のType PはCOM8になっていましたが，COM6になっている場合もあるようです． VAIO Smart NetworkでGPSをONにしてから， コントロールパネル→クラシック表示→デバイスマネージャで， 「ポート(COMとLPT)」を開いて，「GlobeTrotter MO40x - GPS Data Interface」を探して下さい．その横にポート番号が書いてあります．
つまり，GPSデータのCOMポートに9600bpsでアクセスすれば， WWANモデルのGPSからNMEAセンテンスが取れます． また，COM3に9600bpsでアクセスすれば， ワイヤレスLANを使ったPlaceEngineの結果と WWANモデルのGPSの結果を混合した結果を NMEAセンテンスとして取れるということです． ワイヤレスLANを使ったPlaceEngineの結果がCOMポートから NMEAセンテンスとして取れるのは，非常に便利ですね．
(Koozyt, Inc.からダウンロードできるクライアントでは， NMEAセンテンス変換機能＋COMポート変換機能はありません)ただし，通常，PlaceEngineService.exeがGPSデータのCOMポートを押えてしまっているので， GPSデータのCOMポートに直接アクセスするには，PlaceEngineService.exeのサービスを 停止しておく必要があります． コントロールパネル→クラシック表示→管理ツール→サービスで サービス一覧を起動して，サービスの停止・再開ができます．
また，COMポートだけではなく，PlaceEngine APIも利用できますので， PlaceEngine対応のWebサイトや対応クライアントでも利用できます．
ワイヤレスLANを使ったPlaceEngineの結果と WWANモデルのGPSの結果の混合のしくみはまだ解析していませんが， おそらくGPSで測位できた場合は，GPSの測位結果が優先され， GPSで測位できない場合はワイヤレスLANを使ったPlaceEngineの結果が 優先されているものと推測されます．
- もっと突っ込んで遊んでみる
- NMEAセンテンスを生で見てみる
何かターミナルソフト(例えば，TeraTerm(ダウンロードはImpress Forestが便利かも)で，見てみましょう． COM3に接続すれば，無線LANとGPSの測位結果が混ざったものが， PlaceEngineServiceを停止してGPSデータのCOMポートにアクセスすれば，GPSのみの 測位結果が，だーっと流れて見えるはずです．
NMEAセンテンスについては，例えば，こちらで．
COM3ポートの場合， GPSが有効化されておらず，無線LANだけの場合，GGAセンテンスの 時刻，緯度経度，測位品質，受信衛星数，チェックサムだけが 出力されます．受信衛星数は常に3が出てきます(2D-fix扱い)． 時刻は，PCの時刻もしくはCOMポートへの接続からの経過時間が 出力されているようです．
さらに，GPSを有効化すると，VTG，RMC，GSAセンテンスが出力されて くるようになります． GPSの電波が受信できるところで，数分くらい待つと，GSVセンテンスも 出力されてくるようになります． - Satellite Viewを見てみる
NMEA Monitor for Windows を使って，衛星配置を見てましょう．
設定：
NMEA.exeを起動し，オプション→オプション設定で設定を行います． ポート番号とボーレートを設定して下さい．
利用：
- GPSが有効化されていない時は，GGAセンテンスしか来ないので
下記のような画面になります(緯度経度の一部をマスクしてます)
- GPSを有効化し，GPSの電波が受信できないところでは，
下記のような画面になります(緯度経度の一部をマスクしてます)
- GPSを有効化し，GPSの電波が受信できるところで，
数分待つと，下記のように衛星配置が見えるようになると思います．(緯度経度の一部をマスクしてます)
- GPSが有効化されていない時は，GGAセンテンスしか来ないので
下記のような画面になります(緯度経度の一部をマスクしてます)
- LocationSearchの設定
コントロールパネル→クラシック表示→VAIOの設定→位置情報・GPS→VAIO Location Searchの設定
なお，この設定画面は，画面のフォントのDPIスケールをデフォルトの96DPIではなく120DPI等に していると，はみでて表示し切れないので要注意．
- なお，PlaceEngineのAPIは，Koozyt, Inc.のホームページから参照できます．
PlaceEngine対応のWebサイト(java script)や
クライアントソフト(http://localhost:5448/へのアクセスが気軽に作れます．
アプリケーションキーの取得が必要ですが，非営利目的であれば，
特段コストはかからないようです．
- なお，VAIO Type Pに付属のPlaceEngineService.exeは，Vistaのパソコンなら，
VAIO Type P以外でも利用できちゃいます．
(著作権問題はありますが．．．)
(ちなみに，XPでは動きません)Koozyt, Inc.からダウンロードできるクライアントでは， NMEAセンテンス変換機能＋COMポート変換機能はありませんし， GPSとの混合機能もありませんが， この手を使えば，VAIO Type P以外でも上記のようなことが できるわけです． GPSのポート番号・ボーレートの変更は，LocationSearchの設定画面で 行います．PlaceEngineService.exeが出力するポート番号・ボーレートは， COM3／9600bpsに固定のようです．
プログラムのインストールキットは，VAIO Type Pのリカバリディスクから， 取り出すことができます． このあたり を見てみて下さい．
インストールするものは下記の通りです．
MODJ-130562：PlaceEngine ja
MODJ-130535 VAIO Control CenterVAIO Type P以外にインストールしたVAIOの設定は， 下記のような画面になります．アクセスは以下の通りです． コントロールパネル→クラシック表示→VAIOの設定→位置情報・GPS→VAIO Location Searchの設定
- NMEAセンテンスを生で見てみる
- GPSなしの無線LAN測位だけで，どの程度？
助手席に，ACアダプタ付で転がして自動車で走ってみました． ネットにつながってませんので，ローカルの電測DBでの測位です． 特に渋滞はなかったので，30〜50Km/hぐらいと思って下さい．
意外に悪くないんじゃない？！
感覚的にはPHSの位置情報のころと同じくらい？！ただ，見晴らしのいいところ(例えば，二子玉川付近)だと， 遠くのアクセスポイントの電波を拾ってしまって，大きくずれることが あるみたいです．このあたりもPHSの位置情報と似てます(笑)
あと，この地図には載せてませんが，明らかに間違っている(古い？) アクセスポイント位置情報もDBに入っていることもあります．たまに．無線LANのAPがちょー閑散としている，ほんとの郊外(いわゆる田舎)では 全く使いものにならないと思いますが， 都心部とまでいかなくても，このあたりのベッドタウンでも この程度は使えるのはほんと意外でした．車載ならGPSでしょうが， 屋内にいることも多い，人間が持ち歩くものにはいいんじゃないでしょうか． サイバーショットなんかにも載ってるみたいだし．
あとは，ビジネスモデル的に，電測DBの維持メンテをどうやって まわしていくか，ですね．．．
うまく続いていくことを祈ります．
ネットブックの一部にインストールされていることがある，Ubuntuを インストールしてみました．
- UbuntuをVAIO Type Pにインストール
いろいろなところで紹介されています． 私がインストールした際に行ったことは以下の通りです．
- パーテション切り
128GB SSDモデルを使っています． まず，容量の前に，パーテション数が１台のドライブあたり， ４つまでの制限を考慮する必要があります．
既に，EFI領域，Vista，Windows7βと入っているので， Ubuntuはスワップパーテションを独立して設けず， Ubuntuのパーテションの中にスワップファイルを作ることにしました． (作り方は後述)
今のところ，各々容量は以下のような感じです．
No. 用途 パーテションの種類 容量 使用率 1 EFI(recovery) 1.46GB 不明 2 Windows Vista NTFS 90GB 68% 3 Windwos7β NTFS 15GB 67% 4 Ubuntu Ext3 13GB 38% - ディストリビューション
Ubuntu 8.10 Desktop 日本語 Remix CDをUSB DVD/CDドライブから起動し，インストールしました．USB DVD/CDドライブからの起動は，BIOS設定をお忘れなく．．．(起動時にF2連打でBIOS設定画面へ) - インストール時のネットワークインタフェース
インストール時には，有線LANは接続して行いました． インストールの最後の方で，ネットワークアクセスしますので， 有線LANはつないでおいた方がよいです． - スワップファイル
Ubuntuのインストール時に，スワップパーテションを指定しないと 警告画面が出ますが，気にせず，インストールを続行． インストール後に，スワップファイルを作ります． このへんが 参考になるでしょう． - grub／ブートローダ
私は，Vista，Windows 7βをライフボートのシステムコマンダーで ブート切替えしています．そこで，Ubuntuがインストールする grubのブートローダはhd(0)ではなく，Ubuntuのパーテション(今回は/dev/sda4)に インストールしました．設定方法は，インストールが実際に始まる 最後の画面の「拡張」ボタンから行います． このへんが参考になるはず．
システムコマンダーでUbuntuのパーテションを選択すると，grubのメニューが 表示されるようになります． - ディスプレイアダプタ
fbdevで1600x768で使っています． このへん - suspend
このへん． ハイバネーションはできてないです． - Caps LockとCtrlキーの入れ換え
インストール後，システム→設定→キーボード→レイアウト→Controle Key positionあたりで設定． - `~\|あたりが入力できない？
英語キーボードモデルなので，インストール時にUSAのUSAを選択したのですが，入力できません．
Ubuntu起動後，システム→設定→キーボード→レイアウトで， キーボードの形式をGenericのGeneric 101-key PCを選択したら， 無事入力できるようになりました． - 中央ボタンクリック＋スティックポインターでスクロール
このへん - grubのmenu.lst
Windows系の起動が選択できるのが気持ち悪い(System Commander使ってるから)ので，/boot/grub/menu.lstから要らないところを消し，update-grubしておいた． - 無線LAN
いつのまにか，WIRESSスイッチをONにしたままでも起動するように なりました(kernelとかのアップデートをしたから？！)
設定：
システム→設定→Network Configrationで無線のタブで， 「追加」をクリックして，必要事項を入力(私は，BSSIDとMACアドレスは空欄のままです)
接続：
システム→設定→Network Configrationで無線のタブで設定した際に， 「自動的に接続する」を選んでおけば，接続されるはずだが， ANY接続拒否の設定をしているアクセスポイントだと自動接続はされないようです．
画面右上のパソコンの画面が２つ重なってるみたいなアイコンを クリックして，「ステルスモードの無線ネットワークに接続」を 選択．「ステルスモードの無線ネットワークへの接続」という画面が 表示されるので，「接続」の項目で「新規」ではなく，さきほど設定した設定名を選択して，「接続」をクリック．右上のさっきクリックしたアイコンが， くるくる回りだし，接続されます．時々，「認証が必要です」みたいな 画面が出てくることがある(WPA2-PSKの設定のアクセスポイントだからか？！)のですが，接続みたいなボタンを押せば，つながります． - Bluetoothマウス
システム→設定→Bluetoothで設定．
- オーディオデバイス
使えています．Ubuntuのログイン時に音が出てるので． キーボード上のホットキー(Fn＋F3/F4)での音量調節も効いてます． - Ubuntuの日本語フォルダ名が気持ち悪い
$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update - 残課題
- WWLANを試していない
- MOTION EYE(Webカメラ)を試していない
- ノイズキャンセリングヘッドフォンは使えないらしい
- 外部VGAへの出力ができないっぽい
- パーテション切り